プロプラ電子カルテは好きですか?

プロプラとは?

プロプラという言葉をご存知ですか?正確にプロプライエタリ(proprietary)といいます。コンピュータ開発関連の言葉であまり聞きなれない言葉かもしれません。高機能電子カルテ「HeartBase」もある意味こちらに該当するかもしれません。しかし、圧倒的に他とは違います。今回はこれらの違いををご紹介します。

プロプラとは「専用の」「独自の」「独占的な」「所有権・占有権のある」「非公開の」の意味で、コンピュータ関連用語としてはオープン(open)の対義語となります。
つまり、プロプラ電子カルテとは独自規格の電子カルテを指します。反対にオープンソースの電子カルテ、例えば「OpenDolphin(GNU GPL3)」などがそれにあたります。

よく、「今使っている電子カルテから診療記録データを移行できますか?」というご質問を受けます。この時に必ずお使いの電子カルテをお伺いするのですが、プロプラ電子カルテの場合には「移行できる」「移行できない」「部分的に移行できる」の3パターンがあり、主に「移行できない」「部分的に移行できる」のどちらかが多いです。

囲い込まれてますよ

なぜでしょう?それはデータを他人に自由にさせないことで電子カルテの開発デベロッパーがお客様を囲い込みたいからに他なりません。たとえば別の電子カルテに変えようと思っても既存のデータが使えない場合

①一から全てのデータを入れ直す(非現実的?)
②部分的にデータ移行できるところで我慢する(あらかじめ紙媒体にしておく必要があります)
新しい電子カルテを諦めて今の電子カルテを使い続ける(←これが狙い)

開発元はこの「③新しい電子カルテを諦めて今の電子カルテを使い続ける」に狙いがあります。一度使い始めたらやめる事ができない仕組みというわけです。
さらにコンピュータの基本OSがバージョンアップしてしまう場合、新バージョンの電子カルテが登場し入れ替えを余儀さ無くされます。もちろん定期的にバージョンアップする電子カルテの場合はソフトの入れ替えも随時勧められる事でしょう。
こうして気付かずうちに囲い込まれているという訳です。

じゃあデータは取り出せないの?

では実際どの程度のデータ移行が可能なのか?気になるところですね。
ほとんどの電子カルテではデータベースを利用しています。(MySQLPostgresSQLORACLEMS-AssessFileMakerSQliteCaché …etc)そしてこのデータベースに患者さんのマスタデータや診療記録が保存されているというわけですが、開発者やディーラーさんがデータの保守がしやすいようになっていることがほとんどです。(データに不備が生じた場合にデータを直接解析しますので)つまりデータベースに直接アクセス出来ればデータのエクスポート(抽出保存)が概ね出来るようになります。
この場合は大抵のデータが抽出保存・移行できるケースです。約30%くらいがこのパターンでしょうか?

そして、システムもデータベースも独自のもので、ツールがないと直接アクセスできない場合です。企業秘密なので詳しくは書けませんが、電子カルテのシステムから直接データを1件ずつ取り出す方法があります。既存の電子カルテを起動しそこからデータを項目ごとに保存する方法です。弊社のデータ抽出技術とうまく合致すればデータ移行が可能です。また稀ですがファイル保存形式の電子カルテも存在しますがこちらも同様です。このパターンが約60%。

そして約10%くらいどうにもならないシステムが存在します。ケースによりデータ移行の可能性は様々ですが、診療記録は大切な資産です。その資産をデベロッパーに人質のような状態で電子カルテの入れ替えが進まない所が多くあるようです。私たちはは、可能な限りデータ抽出を試みますので、気になる方はぜひ一度ご連絡ください。

このようにプロプラ電子カルテは気付かずうちに診療記録という人質を盾に更新や入れ替えを迫ってきます。
また、データが目に見える形で保存できればバックアップ手段としても有効になります。
万が一に備えて、一度電子カルテのデータがどうなっているか、ご利用中の電子カルテメーカーさんに問い合わせてみるのも良いかもしれません。(システムによっては簡単にデータのエクスポートしてくれるかもしれません。)

万が一、電子カルテのデータにお困りの方はお気軽にご相談ください。可能な限りのデータ抽出方法をご提案できると思います。そして万が一の際にはシームレスなデータ引き継ぎも可能な高機能電子カルテ「HeartBase」をご用意しています。ぜひ一度ご連絡ください。

お問い合わせは 049-256-0675